米国の業種別セクターETFで資産形成を進めているAmalfi(@money_amalfi)です。
突然ですが、みなさんの周りに株式投資(以下、投資とします)をされている方はいますか?
多分、「NO」という回答が大半だと思います。そして、「興味はあるけど周りもやってないからいいや」という方も多い。
敷居が高いイメージがありますよね。財務諸表の分析やボリジャーバンドなどテクニカル分析といったワードにもはやちんぷんかんぷん。私も最初は投資に非常に抵抗がありました。
今日は、そんなあなたにオススメするまず身につけるべき投資の心構えを伝授します。テクニカル分析なんてしなくても投資で成果を得ることは超簡単!
難しいことはゼロなのでご安心を!
日本人は大半が投資初心者
日本人はこちらの資料からも分かるように「投資」ということに対し、非常に懐疑的な人種であり、投資をしたことがない人がマジョリティーである国です。

要するに、街で見かける人の大半が「投資」に関して初心者であるということ。
これって、資本主義世界においては非常に機会損失なわけです。
とりわけ日本では少子高齢化が異例のスピードで進んでおり、内需の冷え込み、給料の減少は必須。
これに加えて、消費税増税にインフレと、日本人がますます貧困になるのは明白です。別の言い方をすると、「格差が広がる」です。
株式や投資信託を保有している人は、資本主義社会における経済成長の恩恵を享受することができますが、キャッシュしか保有していない人は、上述のとおりインフレで相対的に資産が下がります。
この「格差社会」においてけぼりにされないためにも、「投資」が必要というわけです。
初心者が投資で押さえるべき心構え
初心者が陥りがちな行動として、理由もなく1銘柄に集中投資してしまうこと。しかもとっつきやすい日本株に。そして、チャートに一喜一憂して頭が真っ白になり最終的に凍死家へ。
これが早々に市場を退場してしまう要因の一つです。
投資で押さえるべきポイントは非常に簡単です。
- 他人を出し抜こうとしない ⇨ インデックスファンドやETFに投資
- 値動きを気にしない ⇨ バイ&ホールド
- 市場から退場しない ⇨ 最低でも10年は市場と向き合う
- 自国愛を捨てる ⇨ ×日本 ⚪︎アメリカ
これらのことを守るだけで、いずれあなたは確実に格差社会の上側に立つことができるのです。
他人を出し抜こうとしない
選りすぐりのファンドマネージャーが運用するアクティブファンド。企業分析をして、成長性や収益性が高いと判断した複数の会社に投資している金融商品です。
このアクティブファンドの大多数が市場平均に連動して運用されているインデックスファンドに勝てていないという事実があります。
有名な『ひふみ投信』と『日経平均』の2018年のトータルリターンをご存知ですか?
- ひふみ投信 -21.37%
- 日経平均 -10.41%
あなたより数百倍市場に向き合い、企業業績を分析してきたファンドマネージャー。彼らでさえ市場を出し抜けていないのです。(アクティブファンドは中小型株に投資しているので値動きが激しく、下落局面では下げ幅が市場平均より大きくなる傾向があります。)
それなのに、あなたが他人を出し抜いて一人勝ちするなど当然不可能なわけ。
欲望は捨てて、市場成長と共に成長するインデックスファンドやETFに投資しましょう。
値動きを気にしない
初めて株を購入したときのことを鮮明に覚えています。
本技研工業を理由も無く買って、1分足のチャート見ながら一喜一憂していました。
やはり、自分のお金が何も価値を産まずに減少していくのを見るのは、非常にストレスです。なおさら初めてなら気が気じゃないのは当然。
この下落相場でのストレスに耐えきれず、狼狽売りをしてしまうのが初心者(売買ルールを決めて損切りできる人はもはや初心者では無くセミプロです)
狼狽売りは何のメリットもありません。
初心者はバイ&ホールドでチャートを見ないように心がけましょう。
市場から退場しない
株式市場における短期売買を中心としたタイミング投資はゼロサムゲームです。誰かが儲ければ誰かが損をします。
しかし、気長に市場に居続けることで、経済成長の拡大に便乗することが可能となり、拡大した分の利益を得ることができます。しかも誰でも平等に!!

こちらはアメリカを代表とする指数であるS&P500のチャートです。日本でいうと日経平均みたいなものですね。
例えば1998年に100ドルでS&P500を買ったとすると、現在価値としては約380ドルになります(インフレ調整なし)。
毎月投資した場合は約74,000(インフレ調整なし)ドル。投資金額は25,200ドルです。
知識ゼロでも市場平均指数であるS&P500に投資し、気長に市場に居続けるだけで最終的にはリターンを得らるわけです。
自国愛を捨てる
「日本人だから日本株に投資しないと!!」という考え方は思い切って捨ててください。
東証一部に上場している全銘柄の合計時価総額を対象とした株価指数であるTOPIX。20年前とほとんど数値が変わらないという衝撃の事実があります。
- 2000年1月 7日 1,599.01
- 2019年1月11日 1,529.73
対して、先ほどのアメリカの株価指数であるS&P500は
- 2000年1月10日 1,465.15
- 2019年1月11日 2,596.26
一目瞭然で長期の資産運用においては、日本に投資すべきじゃないいことが分かります。
「いやいや、たまたまこの20年間は日本の調子が悪かっただけでしょ!!」という意見もあるかと思いますが、今後の少子高齢化や増税により、日本がますます世界から取り残されることは容易に予想がつきます。
対してアメリカは今後も人口増加傾向にあり、少なくとも日本よりは経済成長が見込める環境にあります。
日本とアメリカどちらに投資すべきかという点につきましては、こちらの記事により詳しく書いています。
まずは市場に参入することが大事

これからの格差社会に取り残されないためにも「投資」はますます必須になってきます。
最初は敷居が高いと感じてしまうと思いますが、他人を出し抜いて短気で勝負しようとせず、皆が納得する商品を長期間保有する。
それを細分化したのが以下のポイントです。
- 他人を出し抜こうとしない ⇨ インデックスファンドやETFに投資
- 値動きを気にしない ⇨ バイ&ホールド
- 市場から退場しない ⇨ 最低でも10年は市場と向き合う
- 自国愛を捨てる ⇨ ×日本 ⚪︎アメリカ
たったこれだけで投資ではリターンを得ることが可能です。全然難しくないでしょう?
2019年は将来勝ち組になる布石を投じましょう!!
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