
私がよく参考にさせていただいているフクリさんのブログで以下の記事が投稿されていたので、私もインデックス投資家として、日本株、米国株どちらに集中投資すべきかという点を人口推計から考察したいと思います。
(インデックス投資の疑問) 株式はアメリカのみに投資をすればいいと思いますか?(フクリの海外ETF長期投資より)
日本の人口推計から考える
日本の人口は既にピークを超えており、平成29年5月1日時点で1億2673万人ですが、33年後の2050年には1億人を下回る推計となっています。

また、生産年齢人口(本来は15歳以上65歳未満ですが、今回は20歳〜64歳人口としています)に着目すると、2015年には7,000万人だったのが、2050年には4,600万人と大幅な減少が予想されています。なんと約34%もダウンするのです!!
他のグラフも参考に見てみましょう。↓↓は国連が公表している統計データです。

左側のグラフは日本の総人口を高位成長、中位成長、低位成長の3つの確率で表したもので、右側のグラフは年代別の人口推計を表したものです。日本の人口は既にピークを迎え、これから減少に転じることはこちらのグラフでも明らかです。
これらのことを踏まえると、人材資源の減少や国内消費の低下が経済成長の鈍化またはマイナス成長に繋がっていくと素人ながらも考えてしまう訳です。

あります。
アメリカです。
アメリカの人口推計から考える
アメリカの現在の人口は約3.2億人です。今後も順調に人口増加が見込まれ、2050年には約4.0億人になるという推計が出ています。
同じように国連が公表しているデータを見てみましょう。

低位成長であったとしても2050年までは人口が増加しています。また、生産年齢人口についても、今後確実に増加していくことが読み取れます。
また、ナショナルジオグラフィックが興味深いデータを公表しています。2050年まで人口は最大で23億8,000万人増加し、その51%を以下の国が占めるというのです。

アフリカ、アジア勢が占めるなか、注目すべきはアメリカが食い込んでいるというところです!!
アメリカ強し!!
以上のことを踏まえると、アメリカは日本よりも確実に今後の経済成長が期待できるわけです。
アメリカだけに投資をすれば良いのか?
経済成長が見込める国とういうのは、
- 人口増加が見込まれる
- 法、制度が整備されている
この2点が必要かと思います。
よって、アメリカだけに投資をするというのは間違っていないと。
がしかし、先ほどの円グラフで目立っているのがインド!!
インドは2050年時点では中国を抜いて、世界の人口のトップに立つと予想されています。そして、アフリカ勢の勢いも気になるところです。これら新興国の勢いに乗らないのはもったいないと思うわけです。
まとめると、
今後の人口推計から考えると、日本よりもアメリカの方が経済成長が見込める。新興国についても広く投資をすべき。
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