前回の記事では、住宅ローンの契約時には団体信用生命保険(以下、団信)のコストも考えた上でローン契約先を決めないと損をする可能性があることを紹介しました。
前回記事:団体信用生命保険はかなり高い!!住宅ローンは金利だけで判断してはダメです。
しかし、団信は非常に高い!!
<条件>
- 借入額:3,000万円
- 金利:1.12%、
- 返済方法:元利均等
- 返済期間:35年
総支払額2,043,300円
でも、この費用を抑える方法があります!!
収入保障保険 ご存知ですか?
収入保障保険とは?
収入保障保険とは、契約者が死亡したり高度障害等となった場合に、毎月定額で保険金を受け取ることができる保険です。死亡・高度障害となった時期が契約期間の後であればあるほど、保険金の総受取額は少なくなります。こんなイメージですね↓↓

例えば、30歳で加入、満期60歳、死亡した際の保障を毎月10万円、35歳で死亡したと仮定すると、
10万円×12か月×25年=3,000万円 の保険金を受け取ることができます。
この保険金受け取りの仕組みって、団信の代替として使えるんですよ!!
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収入保障保険が団信の代わりになる理由
団信のことをよく思い出してください。
そう、団信はローン契約者が死亡または高度障害になった場合、本人に代わって保険会社が住宅ローンの残高を支払う保険です。
ローンの残高は↓↓のイメージのように年々減少していきます。
この毎月のローンを収入保障保険の毎月の保険金額で相殺すれば、ローン契約者に万が一のことがあっても安心という訳です。
例えば、毎月のローン支払いが10万円で60歳に完済予定の場合は、収入保障保険の毎月の保障金額を10万円、満期60歳とすれば団信に加入する必要がなくなります。
団信と収入保障保険の総支払額の比較
気になる団信と収入保障保険の総支払額を比較してみましょう。今回は、私が契約しているチューリヒ生命の収入保障保険で比較します。
<例>
- 借入額:3,400万円
- 年齢:30歳
- 金利:1.12%、
- 返済方法:元利均等
- 返済期間:35年
この条件の場合、毎月返済額は97,890円
収入保障保険は、毎月10万円の保険金受け取りでローン返済をカバーできることになります。
<総支払額>
団信 | 2,315,800円 |
収入保障保険 | 1,293,600円 |
Δ | 1,022,200円 |
なんと、約100万円も違うんです!!団信に入るなんて損、損
補足:収入保障保険の総支払額の計算
毎月保険料3,080円(非喫煙優良体系)×12か月×35年=1,293,600円
なお、以下の条件に該当する方は、チューリッヒ生命の収入保障保険の「非喫煙優良体系」が適用され、私の調べる限りでは他社と比較して最安値です。
- 過去1年以内に喫煙していない
- 最高血圧は120mmHg 未満
- 最低血圧は80mmHg 未満
まとめ
前回の記事と今回の記事の結論をまとめます。
- 住宅ローンは金利だけなく、団信やローン契約時の事務手数料も考えて選ぶべし
- フラット35は団信の加入は任意である
- フラット35の場合、団信ではなく収入保障保険に加入したほうがお得
- 非喫煙者で健康な方はチューリッヒ生命の収入保障保険がおすすめ
以上です。お得に生きましょう!!
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