日本人が好む『預貯金』は本当に安全なのか?円だけで資産を持つことのリスクを考察


こんにちわ。楽してお得に行きたい男、Amalfi(@money_Amalfi)です。

みなさんは資産運用していますか?

大多数の方が「行なっていない」と回答すると思いますが、『預貯金』をしていない人はいないのではないでしょうか。

この『預貯金』も資産運用の一つです。『円』という資産のみで運用している状況ですね。

 

安全だと思われている『預貯金』ですが、果たして、死ぬまで銀行に預けておく事が本当に安全なのでしょうか?

今日は、日本人が大好きな『預貯金』は本当に安全と言えるのか考えたいと思います。


日本人は銀行預金が大好き

ご存知のとおり、日本人は銀行にお金を預ける事が大好きな国民です。

下の図は、日本証券業協会が20歳以上の男女7,000人に実施したアンケートの結果です。

預貯金の割合に対し、株式などの割合が極端に低いです。

また、興味を持っている金融商品についても預貯金がダントツの1位

 

これらのデータから分かるように、預貯金が大好きな人種、それが日本人なんです!!

日本人はリスクが嫌い

日本証券業協会のアンケートでは、証券投資の必要性についても調査を行なっています。

証券投資は必要と思わないと回答した人のうち、71%の人が「損をすること、リスクをとること」を理由として挙げています。

リスクをとりたくない 。その結果として預貯金に流れる。このような傾向が日本人にはあるようです。




預貯金は本当にリスクがないのか?

では、その『預貯金』は本当にリスクがない安全な資産と言えるのでしょうか?

結論としては、

円だけで長期的に預貯金を行うのは「リスク有」です。

預貯金に潜むリスク
  1. 円安リスク
  2. インフレリスク
  3. 増税リスク

順を追って説明します。

①円安リスク

まずは、円安について簡単に触れておきます。

例えば、

1ドル=100円だったものが、1ドル=200円になる。これが円安になるということです。ドルに対し、円の価値が下がっています。

この例の場合、預金1,000万円は10万ドルの価値があったのに、1ドル=200円の円安になると、1,000万円で5万ドルの価値しかありません。

また、円安になることで輸入品の価格が上昇し、実質的に資産価値が減ることになります。(日本は輸入大国)

 

リスクを取りたくないから銀行に預けていたのに、円安によって、気がついたときには価値が下がっている。というリスクがある訳です。

 

では、長期的に見て円安になるか円高になるかということがポイントになってきますが、正確な回答を導き出すことはできません。

一つ明確であることは、日本は超少子高齢化社会に進むということです。

下のグラフは国が公表してる年齢別の人口推計です。

生産年齢人口(本来は15歳以上65歳未満ですが、今回は20歳〜64歳人口としています)に着目すると、2015年には7,000万人だったのが、2050年には4,600万人と大幅な減少が予想されています。なんと約34%もダウンするのです!!

そこを補うのがAIですが、日本はAI開発において後進国です。

 

また、超少子高齢化社会になるということは、高齢者を支える社会保障費が増大するということ。

社会保障費の増大は、簡単に言うと給料の手取りが減ることになり、個人消費の減少(内需の減少)に繋がります。

  1. 生産年齢人口の減少による労働生産性の低下
  2. 社会保障費の増大による内需の減少

 

これらのことから、財政悪化が顕著となり、日本の信用力は低下。円安の進行は避けれれないのではないかと考えています。


②インフレリスク

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このように、物価が上昇すると銀行預金の資産価値が相対的に減少します

 

長期的に物価が上昇するか否かということですが、日銀は物価上昇率2%を目標としています。

銀行預金の利率なんて0.001%です。

極端な例ですが、1年間で物価が2%上昇した場合、

物価は2%上昇するのに、銀行預金は0.001%の金利 ⇨ 銀行預金は1.999%の資産価値ダウンです

 

因みに、アフリカのジンバブエでインフレ率約2億%を超えたことがあるのは記憶に新しいかと思います。100兆ドル札が印刷されたとか、、

③増税リスク

私が幼い頃は消費税は3%だったのに、2019年10月には消費税10%

世も末ですね。これでも膨らむ社会保障費の補填は全く出来ていないのが実情です。

消費税が上がると、銀行預金の資産価値が相対的に下がります

 

円安とインフレもかなりの高確率で実現することが予想されますが、増税については今後も100%あると断言していいでしょう。

まとめ

資産価値が減る、リスクがあるからといって日本人は『預貯金』に流れがちですが、実際は『預貯金』にもリスクがあるということがお分かりいただけたでしょうか。

預貯金に潜むリスク
  1. 円安リスク ⇨ 超少子高齢化社会の日本においては円安になる可能性が大きい
  2. インフレリスク ⇨ 日銀の政策として物価上昇を進めている
  3. 増税リスク ⇨ 膨らむ社会保障費を補うために増税は今後も確実

残念ながら、今の日本ではこれが現実だと思います。

過去の日本は、銀行に預けるだけでどんどんお金が増えるといった時代がありましたが、それはもう今後二度と起こりません。

 

これらリスクに備えるためには、「そもそも資産とは何か?」ということを改めて考え直すべきです。

私も昔はリスクが怖くて定期預金しかしたことがありませんでした。

しかし、円という価値は常に流動的であり、今手元にある100円は刻一刻と価値が変動しているということに気づいてからは、ある程度リスクを許容しながら資産運用を楽しんでいます。しかも、確実に資産は増えていっています。

今後迫り来る日本におけるリスクと上手に付き合っていきたいですね。







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