米国ETFの業種セクター組み合わせ戦略を検討した結果、VYMは不要説が浮上!?


アメリカのセクター別ETFで資産運用をしているAmalfi(@money_Amalfi)です。

アメリカのETFは金融、エネルギー、情報技術、生活必需品などのセクターに丸っと投資できるETFが揃っています。

今日は、なぜセクター別ETFを組み合わせて資産運用を行なっているのか、私のポートフォリは最適なのかを検討してみたのでレポートします。




Amalfiのポートフォリオ

私はVGT、VDC、VHTの3つのセクターが同じ金額となるよう運用をしていましたが、現在はこれにVYMを加えて運用しています。

各セクター毎の詳細についてはこちらの記事をご確認ください。

VGT バンガード米国情報技術セクターETFで人工知能AI革新の恩恵を受ける

2017.09.18

VDC バンガード米国生活必需品セクターETFで人口増加の恩恵を受ける

2017.07.10

VHT バンガード米国ヘルスケアセクターETFで高齢化社会の波に乗る

2017.07.17

VYM バンガード米国高配当株式ETFはこれから長期投資を始める人におすすめの一本

2017.08.14

買い付け時のルール

これらのETFを特定口座で購入すると買い付け手数料が発生しますが、NISA口座であれば手数料はゼロです。120万円までNISA口座をフル活用しながら、ドルコスト平均法で毎月ETFを買い増ししています。

毎月の買い付け時のルールとして、最も保有金額が低いETFを買い付けるようにしています。

例えば、私のポートフォリは各ETFが25%の割合となっていますが、基準価額の変動でVDCが20%になった場合はVDCを買い付けるという方法です。

これにより、必然的に割安となっているETFを毎月購入できるといったメリットがあります。



セクター別ETFを組み合わる理由

単純に、金融セクターが嫌いということもあるのですが、過去10年の実績ではS&P500よりもVGT、VDC、VHTを組み合わせた方がリターンが高いためです。

以下の3つのポートフォリオで過去12年間のリターンを比較してみました。

  1. 【Portfolio 1】SPY(S&P500)
  2. 【Portfolio 2】VGT 33%+VDC 34%+VHT 33%
  3. 【Portfolio 3】VGT+VDC+VHT+VYM (各25%)

 

 

<比較条件>

  • 2007年1月1日〜2018年12月31日
  • 毎月500ドルを積み立て
  • 毎年当初のアロケーションになるようにリバランス
  • 配当再投資

 

こちらが試算結果です。

 

 

 

S&P500よりも、セクター別ETFの組み合わせの方がリターンが高いことが分かります。

 

また、特筆すべき点は、2008年のリーマンショック時に最も下落率が低かったのが【Portfolio 2】VGT 33%+VDC 34%+VHT 33%ということ!

これは、S&P500には景気に敏感な金融セクターが約13%、情報技術セクターが約20%と全体の3割以上を占めていることに対し、Portfolio 2はディフェンシブセクターである生活必需品とヘルスケが約7割を占めているためですね。

ディフェンシブセクターで下落率を抑えつつ、VGTを加えることによりキャピタルゲインの最大化を図っているのがPortfolio 2です。

参考までに下のグラフはS&P500の業種別構成比率です。



VYMは不要かも!?

先程の試算で興味深かったことは、ポートフォリオにVYMを織り込んだ方がパフォーマンスが悪くなり、かつ下落率が大きくなるという点です。現在の私のポートフォリオはこれ。

VYMは米国の高配当株の集合体。高配当といえばコカコーラやプロクター・アンド・ギャンブル、フィリップモリスなどの生活必需品を生業とする企業を想像しがち(私だけ?)ですが、業種別の構成割合のトップは金融です。

金融セクターは景気後退時に大きく下落することは周知の事実です。

そして、この10年は情報技術セクター等のテクノロジー分野の成長が顕著でしたが、この割合が低いためパフォーマンスが悪いことが伺えます。たまたまこの10年がテクノロジー系の成長が良かったとも取れますが、キャピタルゲインを狙うならテクノロジー系は今後も外せないでしょう。

下のグラフはVYMの業種別構成比率です。

まとめ

セクター別ETF戦略のまとめ
  1. 【Portfolio 1】SPY(S&P500)
  2. 【Portfolio 2】VGT 33%+VDC 34%+VHT 33%
  3. 【Portfolio 3】VGT+VDC+VHT+VYM (各25%)
  • Portfolio 1よりもPortfolio 2、3の方がパフォーマンス良く、リセッション時の下落率が低い
  • Portfolio 3はVYMを外した方がパフォーマンスが良くなり、リセッション時の下落率が低い
  • リセッション時の下落要因は金融セクターによるものが大きい

 

この結果からするとポートフォリオの変更(VYMの積み立て停止)を考えないといけないかな(;^_^A アセアセ・・・







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