
2016年に分譲モデルハウスを購入したAmalfi(@money_Amalfi)です。
家探しを始めた頃は、モデルハウスは高いというイメージがあって、自分には購入することなんて到底無理だと考えており、当初は建売住宅を契約していました。
ですが、耐震等級1であったため、これを解約してモデルハウスに乗り換え契約をしています。
実は、耐震等級1ということ以外にも『金銭面』で建売住宅はマイナスだなと思った理由があるんです。(全ての建売住宅が該当する訳ではないので、その点はご留意ください)
今日は、意外と盲点となっている『金銭面』での建売住宅のデメリットについて解説していきます。
建売住宅の金銭面でのデメリット
建売住宅を購入したいと思ったとき、どんな行動をとりますか?
多くの人が取る行動が、まずネットを使って探すという手段です。例えばSUUMOでは賃貸だけでなく、建売住宅も扱っています。
そして次に取る行動が、その物件の問い合わせ先にコンタクトを取るじゃないでしょうか?
ここがポイントで、その問い合わせ先が「ハウスメーカー」や「工務店」なのか「不動産仲介業者」なのかが重要です。
私は、ネット経由で物件を探した訳ではなく、たまたま住みたい地区が造成され、土地と建物がセットで売り出され始めたので、造成地に貼り出されていた問い合わせ先に連絡をしました。
この連絡先が「不動産仲介業者」でした。
不動産仲介業者を経由して建売住宅を購入した場合、仲介手数料が発生します。
私が当初契約した建売住宅の場合、約120万円!!
めちゃくちゃ高くないですか?(家を紹介してもらっただけですよ)
120万円あれば、2〜3坪くらい増やせそうですし、設備のグレードも相当上げることができます。
不動産会社が不動産の売買や賃貸の仲介を行い、契約が成立した際に支払われる報酬のことです。
この金額は不動産会社が勝手に決めれるものではなく、国土交通省の告示によって上限が決められています。
売買価格 | 仲介手数料上限 |
400万円を超える | 対象金額の3%+消費税 |
200万円を超えて400万円以下 | 対象金額の4%+消費税 |
200万円以下 | 対象金額の5%+消費税 |
不動産仲介業者としては、当然のことですが、上限いっぱいで請求してくるのが普通ですよね。。
仲介手数料は値引きできるの?
仲介手数料の値引きは交渉次第で可能です。
私は値引き交渉に失敗したのですが、友人の場合は、十数万円ほど値引きできたようです。
ただし、契約解除ができないなど諸々の制約があったとのこと。(契約解除した身としては、値引き交渉が失敗してよかったです。)
仲介手数料を払いたくない人へ
仲介手数料をどうしても払いたくないという人は、仲介業者を通さずに家を購入する方法を検討しましょう!!
- ハウスメーカーや工務店で注文住宅を購入
- 分譲モデルハウスを購入
- 仲介を通していない建売住宅を購入
1. ハウスメーカーや工務店で注文住宅を購入
注文住宅を購入する場合は、直接ハウスメーカーや工務店に依頼することになるので、仲介手数料は発生しません。
ただし、注文住宅は一般的に建売住宅よりも高額になるので、予算との兼ね合いが必要です。
2. 分譲モデルハウスを購入
分譲モデルハウスを購入する場合も、ハウスメーカーや工務店の営業部隊が売り出しているのでOKです。
ただし、分譲モデルハウスの場合は注意が必要で、売れ残っている分譲モデルハウスの場合、仲介業者に管理を委託している場合があります。
大手ハウスメーカーが地元の仲介業者に管理を任せているモデルハウスを見学したことがあります。
また、分譲モデルハウスも建売住宅よりは高額なケースが多いので、予算との兼ね合いが必要です。
3. 仲介を通していない建売住宅を購入
全ての建売住宅に仲介業者が存在する訳ではなく、ハウスメーカーや工務店が直接売っている場合があり、仲介手数料は発生しません。
SUUMOを見ていても、問い合わせ先がメーカーの場合があります。
問い合わせをした際に、仲介業者かどうか確認をするのが最善でしょう。
まとめ
賃貸を借りる時にも発生する仲介手数料。
賃貸の場合はそこまで額が大きくなく、「まぁ当たり前だし仕方ないか」くらいで済ませていましたが、家を買うとなると桁が違います。
正直、仲介手数料は無駄です。そのお金は何の価値も生み出しません。
100万円あれば、耐震等級を上げることや延床面積を増やすことも可能です。
私の場合は、建売住宅の契約を解約し、分譲モデルハウスを契約し直したのですが、総コストで考えると分譲モデルハウスの方が+150万円ほど高額になりました。
しかし、+150万円以上のメリットがあったことも事実です。
- 耐震等級1⇨耐震等級3
- 4坪増加
- 太陽光発電なし⇨太陽光4.2kW
- 家具家電なし⇨家具家電付き などなど
家を買うときは、極力、無駄なコストが発生しないように十分に検討しましょう!!
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