コミュニケーション・サービスセクター新設後もVGTを購入すべきか考える


VGTは米国の情報技術セクターにまるっと投資できるETFで、インターネットソフトウェアやハードウェア、システムソフトウェアなどの産業で構成されています。

VGT バンガード米国情報技術セクターETFで人工知能AI革新の恩恵を受ける

2017.09.18

実は、VGTの構成銘柄および産業別構成割合が1年前とガラッと変わっていることをご存知でしょうか?




コミュニケーション・サービスセクターの新設

【米国ETF】
今年度のS&P500の上昇率の半分は情報技術セクターが牽引しています。
その情報技術セクターですが、コミュニケーション・サービスセクターがS&PとMSCIに新設されることから、構成銘柄のウェイトががらりと変わっているので注意が必要です。#ETF #米国株

— Amalfi (@money_Amalfi) 2018年10月8日

S&PとMSCIが世界産業別分類基準に新たにコミュニケーション・サービスセクターを新設し、電気通信サービスセクターを廃止します。S&Pは既に新設しており9月28日、MSCIは12月3日の予定です。

コミュニケーション・サービスセクターを構成する銘柄のうち約半数が、情報技術セクターから移動することで構成されます。その他は、通信大手のAT&Tやベライゾン・コミュニケーションズ、動画配信大手のネットフリックスなどです。

 

スパイダーは既にコミュニケーション・サービスセクターETFとしてXLCを販売しています。

【米国ETF】
コミュニケーション・サービスセクターとして新設されたETFがスパイダーのXLC。
こちらが10位までの構成銘柄#XLC#SPDR#資産運用#ETF pic.twitter.com/wWk8mGfR0c

— Amalfi (@money_Amalfi) 2018年10月8日

 

バンガードでは、電気通信セクターとしてVOXを販売していましたが、現在はVOXがコミュニケーション・サービスセクターとして構成を変更して販売されています

 



VGTの構成銘柄の変化

【米国ETF】
コミュニケーション・サービスセクターが新設されたことにより、VGTの産業別構成比率が変動。

1年前はインターネット・ソフトウェアサービスが2割近く占めているが、現時点は1割となり、代わりにハードウェア関係の比率が高くなっている。
左2017年 右2018年#ETF #資産運用 pic.twitter.com/T9ufIr4qk6

— Amalfi (@money_Amalfi) 2018年10月10日

 

VGTのベンチマークはMSCI USインベスタブル・マーケット・情報技術25/50トランジション・インデックスです。

MSCIが12月3日にセクターの入れ替えを行うことを受けて、VGTの構成は既に変更されています。

 

VGTの2017年9月の構成がこちら⇩

 

2018年10月の構成がこちら⇩

※ バンガード ジャパンの情報が2018年6月時点であったため、ブルームバーグから引用しています。

 

アルファベットとフェイスブックがコミュニケーション・サービスセクターに移動することを受けて、VGTからは完全に除外。

アップルとマイクロソフトで3割を超えており、その他はハードウェやシステム、半導体系が占めています。

 

VGTをこれからも買うべきか?

こちらは2017年9月時点のVGTと構成上位5銘柄の過去10年のチャート

  1. VGT 米国情報技術セクターETF
  2. APPL アップル
  3. GOOGL アルファベット
  4. MSFT マイクロソフト
  5. FB フェイスブック
  6. INTC インテル

 

そして、これが2018年11月時点でのVGTと構成上位5銘柄の過去10年のチャート

  1. VGT 米国情報技術セクターETF
  2. APPL アップル
  3. V ビザ
  4. MSFT マイクロソフト
  5. CSCO シスコ
  6. INTC インテル

 

VGTの成績を牽引してきたのは構成割合1位で、かつ成長率が群を抜くアップルでしょう。アップルが今後も堅調に成長していけば良いでのですが、主力のiPhoneに陰りが見えます。今後はiPhoneの出荷台数を公表しないらしいですね。

また、ハードウェアや半導体関連企業は景気の影響を大きく受けやすい産業です。やはり、今までのような成長は難しいかなと思うのが正直なところです。

VISAに関してはキャッシュレス化の加速が期待される中で、新興国などをカバーすることでまだまだ伸びる可能性がありますが、、

 

そして、イノベーションが起こりやすいのはやはりインターネットソフトウェアサービス関連です。このことを考慮すると、VGTだけに投資するのではなく、インターネットソフトウェア関連をカバーするETFに投資するのもアリかなと。例えばNASDAQ100連動のQQQなどです。

 

私のポートフォリオ構成は、VGT・VDC・VHT・VYMがそれぞれ25%

VGTの割合を半分落とし、そこにVOXを入れるか、またはQQQにするか、、非常に悩ましいところですね。

と迷っていたのですが、最終的にVGTとQQQを半分ずつ、合計で全体の25%保有することにしました。(追記)







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